ハードディスクのデフラグについて

データ用ハードディスの読み込み速度について

 
最近は、色々なソフトをPortable版に切り替えて、OSをインストールしているSSDからデータ用のHDDにアプリケーションの保存先を移行させている。これは、データ用のHDDは定期的にバックアップをとっているのと、突然PCがクラッシュしてOSを再インストールした場合でも、アプリケーションの再インストールはしなくても良くなるので、復元するのが楽になるだろうと考えてのことである。
 
PhraseExpressのLocal Phrase Fileもデータ用ドライブに入れているのだが、定型文の表示がワンテンポ遅れるのが少し気になった。そういえば、HDDのデフラグを最近やってないので、ファイルや空き領域の断片化でアクセスが遅くなっているのかもしれないと思い、デフラグの前後でデータの転送速度を測定してみることにした。

転送速度の測定(CrystalDiskMark)

 
転送速度の測定は、「CrystalDiskMark」を使用した。アプリケーションは、CrystalDiskMarkのホームページよりポータブル版をダウンロードした。
 
デフラグ前の測定結果は、以下のとおり。

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デフラグ(ausdiskdefrag)

 
デフラグは、Auslogics Disk Defragを使用した。アプリケーションは、ホームページの中段にある以下の「Portable version」の「Download」より入手した。

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ダウンロードした「ausdiskdefragportable.exe」を起動し、データ用HDDを選択して、「Defrag & Optimize」にてデフラグ開始。容量は3TBなのだが、所要時間は約4時間40分だった。

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転送速度の再測定(CrystalDiskMark)

 
デフラグ後、再度CrystalDiskMarkにより測定した結果は以下のとおり。

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連続データの転送速度は、デフラグ後に約20MB/s早くなっていた。そして何よりも、最初に気になっていたPhraseExpressの定型文の表示が早くなったことが、デフラグの効果を最も体感できたことである。

最適化まで含めると4時間以上もかかるのは少し長いのだが、今後は定期的にデフラグをしようと思う。

 
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