WordPressの子テーマについて

WordPressの設定変更

 
WordPressを使い始めて、まずはテーマに「Twenty Sixteen」を選定した。特にこだわりはなかったのだが、使い易くてシンプルなものが良かったので、公式のデフォルトになっていたTwentyシリーズからテーマを選定した。
 
テーマは度々更新されるようなのだが、この更新時にはcssなどの自分の設定が消えてしまうことから、「子テーマ」を作成して設定すると良いということが分かったので、以下にその作成方法についてメモ。
 

子テーマの作成

 
FTP(自分は、フリーソフトの「FFFTP」を使用している)で自分のサーバーを見ると、”(ojamemo:自分のサイト名)/public_html/wp-content/themes”の中に、インストールしたテーマが入っていて、「twentysixteen」のフォルダもあった。このディレクトリに、ローカルで作成しておいた子テーマの設定ファイルをいれたフォルダをアップロードすれば、WordPressで選択できるようになる。
 

1. 「style.css」と「function.php」の準備

 
自分の場合、まずは「style.css」と「function.php」の2つを準備した。「style.css」は、元の「twentysixteen」フォルダからコピー(ローカルにダウンロード)した。コピーした「style.css」を開くと、1~26行目(/* ~*/)に”Theme Name”などが記載されているので、このコメントアウト部分を削除して、以下を追加。

/*
Theme Name: Twenty Sixteen Child
Template: twentysixteen
*/

 
子テーマの名前(Theme Name)は、(元テーマ名)_childとするのが一般的なようなので、自分もそれにならって「Twenty Sixteen Child」とした。親テーマのディレクトリ名(Template)は、読み込む元となるテーマなので、「twentysixteen」とした。style.cssは、修正したり親テーマと同じことが書いてあっても、子テーマ側の設定が上書きされるので、まずはこれで最初の準備は完了。
次に、「function.php」については、style.cssと異なり、子テーマの設定が上書きされるわけではなく、親テーマと同じことが書いてあるとエラーが発生してしまうので、新たに「function.php」を作成し、エディタで以下を記載。

<?php
add_action( ‘wp_enqueue_scripts’, ‘theme_enqueue_styles’ );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( ‘parent-style’, get_template_directory_uri() . ‘/style.css’ );
}

 

2. 子テーマフォルダのアップロード

 
新規に作成した「twentysixteen_child」の子テーマフォルダに、前項で作成した2つのファイル「style.css」と「function.php」を入れて、”(ojamemo:自分のサイト名)/public_html/wp-content/themes”にFTPでアップロードする。
 
Wordpressの「外観>テーマ」を見ると「Twenty Sixteen Child」があるので、これを適用すると、まずは子テーマの作成は終わり。

 
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