中国の王朝の覚え方について

中国の王朝名の覚え方

 
実家から送られてきた古い段ボールの整理をしていると、学生時代のものと思われる中国の王朝名が並べられたプリントがでてきた。昔、アルプス一万尺の歌に合わせて暗記したのだが、今でもそんな覚え方をするのかとインターネットで探してみると、少し違うが似たような覚え方を紹介しているサイトがいくつか見つかった。色々探してみたが、全く同じ言い回しのものはなかったので、当時の先生が考えたものなのかもしれない。
 

王朝名とアルプス一万尺

 
替え歌にでてくるのは以下の王朝。
china_dynasty_01
この王朝名を、アルプス一万尺の1フレーズ毎に以下の順で歌う。

  • 殷→周→東周→春秋戦国
  • 秦→前漢→新→後漢
  • 魏蜀呉→西晋→東晋
  • 宋→斉→梁→陳→隋→唐
  • 五胡十六国
  • 北魏→東魏→西魏→北斉→北周
  • 五代十国→北宋→遼→金
  • 南宋→元→明→清

(参考:音程はないが、曲にあわせてVOICELOIDと合わせたmp3。)
 

その他

 
以下は、歌に登場する王朝について年代のメモ(Wikipedia)。

  • :紀元前1600年頃~紀元前12~11世紀頃に建国。
  • :紀元前1046年~都を東に移す紀元前770年頃。
  • 東周:紀元前771年頃~。
  • 春秋時代:紀元前770年~紀元前403年。
  • 戦国時代:紀元前403年~紀元前221年。晋が韓・趙・魏に分裂し戦国時代へ。
  • :紀元前221年~紀元前207年。秦王・政(始皇帝)が6国を滅ぼし中華統一。
  • 前漢:紀元前206年~8年。秦滅亡後、楚の項羽との楚漢戦争に勝ち、劉邦(高祖)が建国。
  • :8年~23年、外戚の王莽が皇帝から帝位を簒奪後、建国。
  • 後漢:25年~220年。前漢の景帝の子孫の劉秀(光武帝)が新末後漢初の動乱を勝ち抜き、漢を再興。
  • 三国時代(魏・蜀・呉):220年~280年。曹操の子曹丕(文帝)が献帝から禅譲を受け即位すると、蜀の劉備(昭烈帝)も漢皇帝を名乗り即位、さらに呉の孫権(大帝)も即位し、三国時代に入る。
  • 西晋:265年~316年、晋王司馬炎(武帝)が魏の元帝より禅譲を受け即位し建国。
  • 東晋:317年~420年、皇族でただ一人生き残った琅邪王・司馬睿は江南に逃れ、建康で即位(元帝)。これを中原の晋と区別して東晋という。
  • :420年~479年、中国南北朝時代の南朝の王朝。
  • :479年~502年、中国の南北朝時代に江南に存在した国。
  • :502年~557年、中国の南北朝時代に江南に存在した王朝。
  • :557年~589年、中国の南北朝時代に江南に存在した国。
  • :581年~618年、魏晋南北朝時代の混乱を鎮め、西晋が滅んだ後分裂していた中国をおよそ300年ぶりに再統一。
  • :618年~907年、李淵が隋を滅ぼして建国。
  • 五胡十六国時代:304年の漢の興起から439年の北魏による華北統一まで。
  • 北魏:386年~534年、中国の南北朝時代に鮮卑族の拓跋氏によって建てられた国。
  • 東魏:534年~550年、中国の南北朝時代にあった北朝の国の一つ。
  • 西魏:535年~556年、北魏が分裂して成立した2つの魏のうち、函谷関の西側で関中を中心とした国。
  • 北斉:550年~577年、国号は単に斉であるが春秋戦国時代の斉や南朝の斉などと区別するために北斉と呼ぶ。
  • 北周:556年~581年、鮮卑系の宇文氏によって建てられた国。
  • 五代十国:907年~960年、唐の滅亡から北宋の成立までの間に黄河流域を中心とした華北を統治した5つの王朝(五代)と、華中・華南と華北の一部を支配した諸地方政権(十国)とが興亡した時代。
  • 北宋:960年~1127年、趙匡胤が五代最後の後周から禅譲を受けて建国。
  • :916年~1125年、内モンゴルを中心に中国の北辺を支配した契丹人の耶律氏の征服王朝。
  • :1115年~1234年、中国の北半を支配した女真族の征服王朝。
  • 南宋:1127年~1279年、趙匡胤が建国した北宋が、女真族の金に華北を奪われた後、南遷して淮河以南の地に再興した政権。
  • :1271年~1368年、中国とモンゴル高原を中心とした領域を支配した王朝。
  • :1368年~1644年、朱元璋が元を北へ逐って建国。
  • :1636年に満洲において建国、1644年~1912年まで中国とモンゴルを支配した最後の統一王朝。

 
スポンサーリンク





山手線の覚え方について

山手線

 
山手線の駅名と大体の位置を覚えておけば色々と役立つと思い、簡単に覚える方法を考えてみたのでメモ。
 

路線図

 
ある程度のフレーズは、お経のようにひたすら繰り返し口にだして読み上げることで暗唱できるようになる。山手線も、路線図を見ながら繰り返し発声することで、大体の位置と駅順を暗記してみる。路線図は、なるべく分かりやすいものをと思い、大体の位置をそのままに円形のものを準備する。インターネットで検索すると、円形に単純化された路線図は色々と見つかったのだが、今回は自分で作ってみた。
 
yamanote_01
 

暗唱

 
暗唱する際の区切りとしては、時計周りで、9時~12時(新宿~巣鴨)、12時~3時(駒込~御徒町)、3時~6時(秋葉原~品川)、6時~9時(大崎~代々木)の4つの区切りで、路線図を見ながら繰り返し発声する。
 
9時~12時:7駅
新宿(しんじゅく)→新大久保(しんおおくぼ)→高田馬場(たかだのばば)→目白(めじろ)→池袋(いけぶくろ)→大塚(おおつか)→巣鴨(すがも)
 
12時~3時:7駅
駒込(こまごめ)→田端(たばた)→西日暮里(にしにっぽり)→日暮里(にっぽり)→鶯谷(うぐいすだに)→上野(うえの)→御徒町(おかちまち)
 
3時~6時:8駅
秋葉原(あきはばら)→神田(かんだ)→東京(とうきょう)→有楽町(ゆうらくちょう)→新橋(しんばし)→浜松町(はままつちょう)→田町(たまち)→品川(しながわ)
 
6時~9時:7駅
大崎(おおさき)→五反田(ごたんだ)→目黒(めぐろ)→恵比寿(えびす)→渋谷(しぶや)→原宿(はらじゅく)→代々木(よよぎ)
 
暗記の手順は、だいたい以下のような感じ。

  • 最初は、路線図を見ながらVOICEROIDの音声をリピート再生
  • 次の駅名がいくつか頭にでてくるようになったら、VOICEROIDの音声にあわせて口に出して繰り返し発声。
  • そのうちに、駅名を目で追って頭で理解する前に、口を衝いてでるようになれば、ときどき目をつぶってみる。
  • 目を閉じて音声を止めても駅名が言えるようになれば、暗唱おわり。

自分の場合は、このメモを書くのに、路線図を書いて、VOICEROIDの音声を作って・・・と作業をしているので、暗記作業に入るころには5分くらいで口を衝いて暗唱できるようになっていたが、普段山手線を利用していれば、30分もあれば暗記できるのではないかと思う。

 
スポンサーリンク





中央・総武線について

中央・総武線

 
先日、山手線の路線図を描いたが、それに中央・総武線の路線(停車駅)も加えてみたのでメモ。
 

路線図

 
中央・総武線の駅を山手線の路線図に加えてみた。 
chuuou_01
 
中央・総武線の停車駅は、中央線の駅(新宿, 四ッ谷, 御茶ノ水, 神田, 東京)で区切ると覚えやすいと思った(参考:中央・総武線の停車駅[VOICEROID])。
 

  • 新宿(しんじゅく)→代々木(よよぎ)→千駄ヶ谷(せんだがや)→信濃町(しなのまち)
  • 四ッ谷(よつや)→市ヶ谷(いちがや)→飯田橋(いいだばし)→水道橋(すいどうばし)
  • 御茶ノ水(おちゃのみず)→秋葉原(あきはばら)
  • 神田(かんだ)→東京(とうきょう)

 
スポンサーリンク





メイリオフォントの行間について

メイリオフォントの行間

 
職場で作成する資料は、標準フォントとして「MS 明朝」や「MS ゴシック」を使うことが推奨されているのだが、自分は、資料の見易さの観点からよく「メイリオ」を使う。一方で、メイリオフォントを使用すると、行間が大きくなりすぎるのだが、これについてはMicrosoftのサポートページに回避策が掲載されているのでメモしておく。
 

行間の高さ調整

 
行間高さを調整するには、当該箇所、まはた全体を選択(Ctrl+「A」)して、右クリックして「段落」をクリックする。
 
meiryo_01
 
「段落」→「間隔」の設定で「行間」を「倍数」、「間隔」を「0.87」として、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のクリックを外す。
meiryo_02
 
これで、以下のようにメイリオフォントの行間の高さを調整することができた。
 
meiryo_03
meiryo_04

 
スポンサーリンク





複数ファイルのコピーの順番について

コピーの順番

 
車のナビでSDカードから動画を再生させるとき(参考)、ナビのリストに表示される動画ファイルの順番は、ファイル名に関係なくSDカードにファイルがコピーされた順番になる(SDカードのファイル名の冒頭に01~順に番号を付けてもリストの表示順は変わらなかった)。では、複数のファイルを選択して操作する際には、どのような順でコピーされるのかについて簡単にメモ。
 

複数ファイルのコピー順

 
色々と試してみた結果、そのファイル容量や作成日時等には関係なく、ドラッグ&ドロップする際にマウスで選択したファイルが優先され、その他は、コピーする際にエクスプローラで表示されている順にコピーされるようだ。例えば、下の図のように”ファイル_01″~”ファイル_04″が表示されている時、全て選択して”ファイル_03″をドラッグ&ドロップしてコピーすると、03→01→02→04とコピーされる。
 
copy_01
 
また、エクスプローラで名前の逆順に”ファイル_04″~”ファイル_01″と表示されている状態で4つのファイルを選択し、”ファイル_04″をドラッグ&ドロップすると、04→03→02→01の順にコピーされる。
 
copy_02
 

その他

 
(使い勝手の是非はおいておき)自分の職場のシステムソフトにはNotesが採用されているのだが、Notesのメールや掲示板に複数ファイルをコピーする際には、張り付けられるファイルが思いどおりの順番にならないことがよくあった。これまであまり気にしたことがなかったのだが、これも単純にコピーする際にドラッグしていたファイルが優先されるため、No.1~No.5までのファイルを選択した際に”No.5″をドラッグしながらコピーすると、No.5→No.1→No.2・・・という順で張り付けられるためだった。
 
スポンサーリンク