隠しファイルの表示について(Ubuntu)

Ubuntuのファイルマネージャ(Nautilus)での隠しファイルの表示

 
Ubuntuのファイルマネージャ(メニューバーにある「ファイル」(Nautilus)」)で、隠しファイルを表示するには、「編集」→「設定」→「表示」と進み、「隠しファイルとバックアップファイルを表示する」にチェックを入れる。

これで、ファイル名の頭が「.」で始まるファイルや、ファイル名の最後に「~」が付く隠しファイルも表示されるようになった。

 
 
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メニューバーのウィンドウ上部への表示について(Ubuntu)

メニューバーをウィンドウ上部に表示する方法

 
Ubuntuの初期設定では、アプリケーションやウィンドウのメニューバーは画面上部に固定されているが、Windowsのようにウィンドウ上部に表示させる方法についてメモ。
 

Ubuntuでのシステム設定

Ubuntuの「システム設定」から「外観」→「挙動」で、以下のように選択する。

  • 「ウィンドウのメニューを表示」:ウィンドウのタイトルバーの中
  • 「メニューの表示」:常に表示


これで、アプリケーション等のメニューバーがウィンドウ上部に表示されるようになった。

 
 
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変換・無変換キーのFnキー化について(Ubuntu)

Ubuntuでの変換・無変換キーのFn化について

 
Windowsでは「AutoHotkey」を使ってキーバインドの変更をしていたが(過去の記事”AutoHotkeyの設定について“参照)、Ubuntuでも同じように変換・無変換キーをFn化するときのメモ。

xkbの設定

 
色々と試行錯誤をした結果、「Caps Lock」を修飾キーに設定し「変換」「無変換」に「Caps Lock」を割り当てることで、この両キーを「Fn」化することにした。「Fn」キーとの組み合わせの設定は以下のとおり。

「Fn」+「I」⇒「↑」
「Fn」+「K」⇒「↓」
「Fn」+「J」⇒「←」
「Fn」+「L」⇒「→」
「Fn」+「1」⇒「F1」
「Fn」+「2」⇒「F2」
「Fn」+「3」⇒「F3」
「Fn」+「4」⇒「F4」
「Fn」+「5」⇒「F5」
「Fn」+「6」⇒「F6」
「Fn」+「7」⇒「F7」
「Fn」+「8」⇒「F8」
「Fn」+「9」⇒「F9」
「Fn」+「0」⇒「F10」
「Fn」+「-」⇒「F11」
「Fn」+「^」⇒「F12」
「Fn」+「BS」⇒「Del」
「Fn」+「Esc」⇒「全角/半角」
「Fn」+「↑」⇒「PgUp」
「Fn」+「↓」⇒「PgDn」
「Fn」+「←」⇒「Home」
「Fn」+「→」⇒「End」
「Fn」+「H」⇒「Home」
「Fn」+「E」⇒「End」
「Fn」+「U」⇒「PgUp」
「Fn」+「D」⇒「PgDn」
「Fn」+「B」⇒「Pause」
「Fn」+「P」⇒「PrintScreen」
「Fn」+「S」⇒「ScrollLock」
「Fn」+「O」⇒「Ins」

 

compatの設定

 
『~/.xkb/compat/mycompat』を作成し、以下のように記述。

xkb_compatibility “caps_lock” {
interpret Caps_Lock { action = SetMods(modifiers=Mod5); };
};

keycodesの設定

 
『~/.xkb/keycodes/mykeycodes』を作成し、以下のように記述。

xkb_keycodes “mycodes” {
<NFER> = 102; // Muhenkan
<XFER> = 100; // Henkan
};

typesの設定

 
『~/.xkb/types/mytypes』を作成し、以下のように記述。

xkb_types “caps_lock” {
type “CAPS_LOCK” {
 modifiers = Shift+Control+Mod5;
 map[Shift] = Level2;
 map[Mod5] = Level3;
 map[Mod5+Control] = Level3;
 map[Mod5+Shift] = Level3;
 map[Mod5+Shift+Control] = Level3;

 preserve[Mod5+Control] = Control;
 preserve[Mod5+Shift] = Shift;
 preserve[Mod5+Shift+Control] = Shift+Control;

 level_name[Level1] = “Base”;
 level_name[Level2] = “Shift”;
 level_name[Level3] = “Caps_Lock”;
 };
};

symbolsの設定

 
『~/.xkb/symbols/myswap』を作成し、以下のように記述。

partial modifier_keys
xkb_symbols “swapkeys” {
replace key { [ Caps_Lock ] };
replace key { [ Caps_Lock ] };
};

『~/.xkb/symbols/mysymbols』を作成し、以下のように記述。

xkb_symbols “caps_lockkeys” {
key.type = “CAPS_LOCK”;
 key { [ s, S, Scroll_Lock ] };
 key { [ d, D, Next ] };
 key { [ h, H, Home ] };
 key { [ j, J, Left ] };
 key { [ k, K, Down ] };
 key { [ l, L, Right ] };
 key { [ e, E, End ] };
 key { [ u, U, Prior ] };
 key { [ i, I, Up ] };
 key { [ o, O, Insert ] };
 key { [ p, P, Print ] };
 key { [ 1, exclam, F1 ] };
 key { [ 2, quotedbl, F2 ] };
 key { [ 3, numbersign, F3 ] };
 key { [ 4, dollar, F4 ] };
 key { [ 5, percent,F5 ] };
 key { [ 6, ampersand, F6 ] };
 key { [ 7, apostrophe, F7 ] };
 key { [ 8, parenleft, F8 ] };
 key { [ 9, parenright,F9 ] };
 key { [ 0, 0, F10 ] };
 key { [ minus, equal, F11 ] };
 key { [ asciicircum, asciitilde, F12 ] };
 key { [ BackSpace, BackSpace, Delete ] };
 key { [ Escape, Escape, Zenkaku_Hankaku ] };
};

keymapの設定

 
『~/.xkb/keymap/mykbd』を作成し、以下のように記述。

xkb_keymap {
 xkb_keycodes { include “evdev+aliases(qwerty)+mykeycodes(mycodes)” };
 xkb_types { include “complete+mytypes(caps_lock)” };
 xkb_compat { include “complete+japan+mycompat(caps_lock)” };
 xkb_symbols { include “pc+jp+inet(evdev)+myswap(swapkeys)+mysymbols(caps_lockkeys)” };
 xkb_geometry { include “pc(pc105)” };
};

【参考】現状のkeymapを『setxkbmap -print』で確認し、それぞれに先に作成した設定をincludeした。

設定の反映

 
ターミナルより以下にて設定を反映。

xkbcomp -I$HOME/.xkb ~/.xkb/keymap/mykbd $DISPLAY

入力メソッド切替時のリセットを回避

 
設定を反映後、入力メソッドを切り替えるとリセットされてしまうことから、『dconf-editor』より『/org/gnome/settings-daemon/plugins/keyboard/active』の値を『0』とする。

設定の自動起動

 
ログイン時に設定が自動起動するように設定。

  • 『~/bin/load_xkbmap.sh』を作成し以下を記述。

    #!/bin/sh
     if [ -s $HOME/.xkb/keymap/mykbd ]
      then
      sleep 1
      xkbcomp -I$HOME/.xkb $HOME/.xkb/keymap/mykbd $DISPLAY 2>/dev/null
     fi

  • スクリプトに実行権限を付ける:$ sudo chmod +x ~/bin/load_xkbmap.sh
  • 自動起動を設定:$ gnome-session-properties [適当に名前をつけて、コマンド『/home/…/bin/load_xkbmap.sh』とする]
最後に

しばらくして、”Fn(変換/無変換)”+”P”に割り当てた”PrintScreen”が機能していないことに気づいた。他の割り当ては全て問題ないようなのでこのまま使ってみて、「P」への割り当てについては今後調べてみようと思う。

 
 
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マルチディスプレイの壁紙設定について(Ubuntu)

マルチディプレイの壁紙について

 
現在、29インチ(2560×1080)のモニタの隣に21.5インチ(1920×1080)のモニタを縦置きしたデュアルモニタでPCを使用しているのだが、そのディスプレイの壁紙を個別に設定する方法をメモ。

nitrogenについて

 
インターネットでデュアルモニタの壁紙を個別に設定する方法を調べると、”nitrogen”をインストールすれば可能ということが分かったので、以下のようにアプリケーションをインストール。

sudo apt-get install nitrogen
sudo apt-get install gnome-tweak-tool

 
これでディスプレイ個別に壁紙は設定できたのだが、nitrogenを使用する際はデスクトップにアイコンを表示できず右クリックもできなくなった。これが問題になるかどうかは人によると思うのだが、自分は、何か作業をする時の一時的なファイル置き場としてもデスクトップにアイコンは表示させたかったので、なんとかできないか考えてみた。

大きな壁紙を自分で作成

 
結局スマートな解決方法はみつからなかったので、次のように自分で壁紙を準備することにした。

  • 2560×1080、1080×1920の壁紙を用意する。
  • 以下のように2つのディスプレイの配置にあわせた大きな画像ファイルを作成(ここでは、3640×1920のファイルをgimpで作成)。
  •  

  • ディスプレイの位置にあわせて二つの画像を配置して1つの画像ファイルとして保存。
  • 壁紙に反映。
さいごに

 
この方法はモニタの位置を変えると必要に応じて壁紙を作成(準備)し直す必要があるので面倒なのだが、最終的に目的は達成できたので今回はこれでひとまず良いことにする。

 
 
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VLC Media Playerとgimpのインストールについて(Ubuntu)

VLC Media Playerとgimpのインストールメモ

 
Ubuntu16.04を導入後、VLC Media Playerとgimpをインストールしたときのメモ。

VLC Media Playerのインストール

sudo apt-get install vlc
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

sudo apt-get autoremove –purge libvdpau1

$ sudo apt-get install mesa-common-dev
$ sudo apt-get install freeglut3-dev

gimpのインストール

sudo add-apt-repository ppa:otto-kesselgulasch/gimp
sudo apt-get update
sudo apt-get install gimp

おわりに

 
Ubuntuを入れてから設定したことを色々メモしていてたのだが、VLCのインストールメモは先のコマンドだけしか残していなかった。インストール時に何かにつまづいたので、いくつかの依存パッケージを手動でインストールしたと思うのだが、何があったのかをすっかり忘れてしまった。今のところVLCは問題なく使用できているのだが、また何か問題が発生したら追記したいと思う。

 
 
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