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トラックボールについて

マウスについて

 
キーボードはHHKBを愛用しているが(詳細は「キーボードについて」に記載)、ポインティングデバイスとしてはKensingtonのトラックボールを使っている。学生時代はずっとノートPCを使っていた。ノートPCはキーボードのすぐ下にパッドがあるタイプで、手をほとんど動かさなくても良い環境が気に入ってしまい、それ以来、ポインタの操作には手の位置を固定できるトラックボールを使っている。また、(青色LED式などがある今はそんなことはないのだと思うが) ボール式から光学式のマウスが出始めたときは、マウスの下にゴム製のデスクマットなどがあるとポインタがうまく動かなかったり、操作するのにある程度机の上にスペースが必要なことなども、トラックボールに切り替えるきっかけとなった。

トラックボールについて

 
トラックボールは、主にボールを親指で扱うタイプのものと人差し指/中指で扱うタイプの2つに二分されると思う。自分は(タッチパッドでもそうだと思うのだが)、指で操作するなら、親指で操作するよりも人差し指/中指でポインタを動かした方が操作性が良いと思い、親指タイプのものは使用したことがない。また、指で何かを描くことをイメージすると、小さい領域で操作するよりも、大きい領域を使えた方が操作しやすいと思い、いくつかトラックボールを試した結果、今はKensingtonのExpert Mouseを使用している( 楽天市場での「Expert Mouse」の検索結果)。
 
実は、同じKensingtonのSlimBladeも試してみたこともあった。デザイン的にはSlimBladeの方が好きだったのだが、クリック時に反応しない部分があることや、ボールを回す方式のホイール機能が使いづらく、結局Expert Mouseに戻してしまった( 楽天市場での「SlimBlade」の検索結果)。

Expert Mouse Optical Trackballについて

 
Expert Mouseは、以下のような感じで使っている。
 

kensington_001

 
元々Exper Mouseにはパームレストも付属されているのだが、これを着けると大きく場所を取るので、自分で適当な板をトラックボールの大きさに切って、塗装したものを使っている(実は机も一部自作しているので、机と同色で塗装していたりする)。以前はパームレストがなくても気にならなかったのだが、あるとき仕事で簡単な描画をする必要があったときに、長時間Expert Mouseを使っていると、手首がしびれてきたことがあった。ボール部の傾斜が少し大きいので、長時間作業をする場合は手首の位置を少し上げてやった方が良いと思う(一方、SlimBladeでは傾斜が抑えられていて、ある程度長時間作業しても疲れることはなかった)。

もう1つ、Expert Mouseには4ボタンついている。自分は上2つは使用しないので良いのだが、使用するときはTrackballWorksというドライバをインストールする必要がある。職場のパソコンはセキュリティの関係で自分でソフトを「インストール」することができないのだが、この場合も「かざぐるマウス」というソフトを使えばインストール不要で4ボタンを使うことができる。 (かざぐるマウスの「ボタン」タブで、中央ボタンは左上、拡張1ボタンが右上のボタンに割り当てることができる。一方、先ほどのSlimBladeはこの割り当てができなかった。)
 
この「かざぐるマウス」は、現在は作者の方が公開を終了されているようなのだが、こちらのサイトからダウンロードが可能である。

 
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AutoHotkeyの設定について

HHKBのファンクションキー

 
これまで試用してきたキーボードについては 別ページ に整理したとおり、現在ではHHKBに落ち着いている(参考:楽天市場での「HHKB Professional JP type-s」の検索結果)。

keyboard

ただ、汎用性を考慮してHHKBの背面スイッチの設定で「Ctrl」キーの位置を通常の左下(HHKBの元の「Fn」キーの位置)に、そして元の「Ctrl」キーの位置を「Caps Lock」キーに戻したことで、HHKBの「Fn」キーが右下にしかなくなっていたので、ここでは、「AutoHotkey」を使って「無変換」キーと「変換」キーを「Fn」キーのように設定する方法についてメモしておく。

Fnキーの設定について

 
「Fn」を「無変換」, 「変換」キーに設定するにあたり、「Fn」キーと組み合わせるキーについても直感的にわかるように変更した。例えば、F1~F12のファンクションキーは、「Fn」キーと数字キーの組み合わせとしているのは分かりやすいのだが、「Home」キーや「End」キーは、その頭文字で「Fn」+「H」、「Fn」+「E」とするなどしておくと非常に使いやすい。また、方向キーについても、「↑」「↓」「←」「→」を、「I」「K」「J」「L」と右手のホームポジションの位置に設定しておくと、キーボード上での手の移動が少ない。そんなことから、「Fn」キーとの組み合わせを以下のように設定することとした。

「Fn」+「I」⇒「↑」
「Fn」+「K」⇒「↓」
「Fn」+「J」⇒「←」
「Fn」+「L」⇒「→」
「Fn」+「1」⇒「F1」
「Fn」+「2」⇒「F2」
「Fn」+「3」⇒「F3」
「Fn」+「4」⇒「F4」
「Fn」+「5」⇒「F5」
「Fn」+「6」⇒「F6」
「Fn」+「7」⇒「F7」
「Fn」+「8」⇒「F8」
「Fn」+「9」⇒「F9」
「Fn」+「0」⇒「F10」
「Fn」+「-」⇒「F11」
「Fn」+「^」⇒「F12」
「Fn」+「BS」⇒「Del」
「Fn」+「Esc」⇒「全角/半角」
「Fn」+「↑」⇒「PgUp」
「Fn」+「↓」⇒「PgDn」
「Fn」+「←」⇒「Home」
「Fn」+「→」⇒「End」
「Fn」+「H」⇒「Home」
「Fn」+「E」⇒「End」
「Fn」+「U」⇒「PgUp」
「Fn」+「D」⇒「PgDn」
「Fn」+「B」⇒「Pause」
「Fn」+「P」⇒「PrintScreen」
「Fn」+「S」⇒「ScrollLock」
「Fn」+「O」⇒「Ins」

上記の「Pause」は「PrintScreen」の「P」と重複するので「Pause/Break」から「B」とし、「Ins」も「I」は「↑」の方が使い勝手が良いので、「挿入/上書き」から「OverWrite」の「O」としている。

この設定にしてからは、特にキーボードを見なくても直感的に「Fn」キーとの組み合わせが分かるので、キーボードに「Fn」キーとの組み合わせが書いていなくても特に不自由することはなくなった。

AutoHotkeyの設定

 
あとは、「AutoHotkey」をダウンロード/インストールして、上記の設定を反映させる。以下に簡単な手順をメモ。

1. AutoHotkeyのホームページ の「Download」から「Installer」をダウンロード。
2. ダウンロードした「installer」をインストール。
3. 適当なファイル名でテキストファイルを作成し拡張子を「~.txt」→「~.ahk」に変更。
4. 「~.ahk」を右クリックして編集(Edit script)。
5. 以下のスクリプトを書き込む

#NoEnv
#UseHook
#InstallKeybdHook
#SingleInstance force
SendMode Input
LWin::return
;無変換:vk1Dsc07B
vk1Dsc07B & i::
Send,{Blind}{Up Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Up Up}
Return
vk1Dsc07B & k::
Send,{Blind}{Down Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Down Up}
Return
vk1Dsc07B & j::
Send,{Blind}{Left Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Left Up}
Return
vk1Dsc07B & l::
Send,{Blind}{Right Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Right Up}
Return
vk1Dsc07B & 1::
Send,{Blind}{F1}
Return
vk1Dsc07B & 2::
  Send,{Blind}{F2}
Return
vk1Dsc07B & 3::
Send,{Blind}{F3}
Return
vk1Dsc07B & 4::
Send,{Blind}{F4}
Return
vk1Dsc07B & 5::
Send,{Blind}{F5}
Return
vk1Dsc07B & 6::
Send,{Blind}{F6}
Return
vk1Dsc07B & 7::
Send,{Blind}{F7}
Return
vk1Dsc07B & 8::
Send,{Blind}{F8}
Return
vk1Dsc07B & 9::
Send,{Blind}{F9}
Return
vk1Dsc07B & 0::
Send,{Blind}{F10}
Return
vk1Dsc07B & -::
Send,{Blind}{F11}
Return
vk1Dsc07B & ^::
Send,{Blind}{F12}
Return
vk1Dsc07B & BS::
Send,{Blind}{Del}
Return
vk1Dsc07B & Esc::
Send,{Blind}{vkF3sc029}
Return
vk1Dsc07B & Up::
Send,{Blind}{PgUp}
Return
vk1Dsc07B & Down::
Send,{Blind}{PgDn}
Return
vk1Dsc07B & Left::
Send,{Blind}{Home}
Return
vk1Dsc07B & Right::
Send,{Blind}{End}
Return
vk1Dsc07B & h::
Send,{Blind}{Home}
Return
vk1Dsc07B & e::
Send,{Blind}{End}
Return
vk1Dsc07B & u::
Send,{Blind}{PGUP}
Return
vk1Dsc07B & d::
Send,{Blind}{PGDN}
Return
vk1Dsc07B & b::
Send,{Blind}{Pause}
Return
vk1Dsc07B & p::
Send,{Blind}{PrintScreen}
Return
vk1Dsc07B & s::
Send,{Blind}{ScrollLock}
Return
vk1Dsc07B & o::
Send,{Blind}{Ins}
Return
;変換:vk1Csc079
vk1Csc079 & i::
Send,{Blind}{Up Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Up Up}
Return
vk1Csc079 & k::
Send,{Blind}{Down Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Down Up}
Return
vk1Csc079 & j::
Send,{Blind}{Left Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Left Up}
Return
vk1Csc079 & l::
Send,{Blind}{Right Down}
Sleep,30
Send,{Blind}{Right Up}
Return
vk1Csc079 & 1::
Send,{Blind}{F1}
Return
vk1Csc079 & 2::
Send,{Blind}{F2}
Return
vk1Csc079 & 3::
Send,{Blind}{F3}
Return
vk1Csc079 & 4::
Send,{Blind}{F4}
Return
vk1Csc079 & 5::
Send,{Blind}{F5}
Return
vk1Csc079 & 6::
Send,{Blind}{F6}
Return
vk1Csc079 & 7::
Send,{Blind}{F7}
Return
vk1Csc079 & 8::
Send,{Blind}{F8}
Return
vk1Csc079 & 9::
Send,{Blind}{F9}
Return
vk1Csc079 & 0::
Send,{Blind}{F10}
Return
vk1Csc079 & -::
Send,{Blind}{F11}
Return
vk1Csc079 & ^::
Send,{Blind}{F12}
Return
vk1Csc079 & BS::
Send,{Blind}{Del}
Return
vk1Csc079 & Esc::
Send,{Blind}{vkF3sc029}
Return
vk1Csc079 & Up::
Send,{Blind}{PGUP}
Return
vk1Csc079 & Down::
Send,{Blind}{PGDN}
Return
vk1Csc079 & Left::
Send,{Blind}{Home}
Return
vk1Csc079 & Right::
Send,{Blind}{End}
Return
vk1Csc079 & h::
Send,{Blind}{Home}
Return
vk1Csc079 & e::
Send,{Blind}{End}
Return
vk1Csc079 & u::
Send,{Blind}{PgUp}
Return
vk1Csc079 & d::
Send,{Blind}{PgDn}
Return
vk1Csc079 & b::
Send,{Blind}{Pause}
Return
vk1Csc079 & p::
Send,{Blind}{PrintScreen}
Return
vk1Csc079 & s::
Send,{Blind}{ScrollLock}
Return
vk1Csc079 & o::
Send,{Blind}{Ins}
Return

6. 保存して閉じたら「~.ahk」をダブルクリック(タスクバーに[H]が表示されて終了)。
 
これで、「無変換」、「変換」を「Fn」キーとした前述の組み合わせについて設定することができた。方向キーの割り当てにわざわざUp/DownとSleepを入れているのは、たまに方向キーが効かないアプリケーションや、いわゆる「すり抜け」が発生することが多々あったので入れることにしている。

職場での利用(コンパイル)など

 
最後に、出来上がったスクリプト(~.ahk)を右クリックして「Compile Script」からコンパイルする(ソース(~.ahk)と同じディレクトリに実行ファイル(~.exe)が生成される)。これにより動作も安定するので、これをスタートアップに入れてPC起動時に読み込ませることにしている。また、職場のPCではセキュリティの問題で個人でアプリケーションをインストールすることはできないのだが、コンパイルした実行ファイルであれば起動するだけなので使用することができる。
このAHKの設定については、必要があれば今後も使いやすいように改善していきたいと思う。

 
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GIMPについて

画像処理のフリーソフトについて

 
学生時代は研究室の Photoshop などを使っていたが、以後はフリーソフトのGIMPを使っている。ただ、文書作成や表計算ソフトのように頻繁に使うソフトではなく、必要な時にインストールするという感じなので、使い方などもすぐに忘れてしまったりする。ここでは、GIMPのインストールから簡単な使い方までをメモしておく。

GIMPのインストール

 
GIMPの最新版は 公式サイトへのリンク先 からダウンロードする。これは通常版だが、インストール不要のPortable版もある(ダウンロードは ここ から)。
通常版はダウンロードしたしたファイル(gimp~-setup.exe)を実行してインストールする。Portable版は、ダウンロードしたファイル(GIMPPortable~.exe)を実行して、言語(日本語)と保存先(Defaultはデスクトップ)を指定してインストールする(フォルダの中にファイルが展開されるだけ)。通常版は起動するとデフォルトのシステム言語(日本語)で表示される。Portable版は、「Edit」→「Preferences」を開いて、「Interface」→「Language」のプルダウンから「Japanese[ja]」を選択した後にGIMPを再起動すると日本語表示となる。
 
[参考:ポータブル版の言語選択]
language01
language02

簡単な使い方(1)

 
昔の写真の中には、凹凸のエンボス加工された写真(絹目写真)がある。それを電子化(スキャン)した際にはどうしてもその凹凸が白く残ってしまうのだが、これをGIMPを使って目立たなく処理する方法を以下にメモ。

1. 絹目写真を高解像度でスキャン。
2. GIMPを起動してファイルを読み込む。
3. 「フィルター」→「ぼかし」→「選択的ガウスぼかし」を選択。
4. プレビュー画面を見ながら絹目がなくなるように「ぼかし半径」と「最大Δ」を設定。
5. 「フィルター」→「強調」→「アンシャープマスク」を選択。
6. 「ファイル」→「エクスポート」から「ファイル形式の選択」で「JPEG画像」を選択して保存 (以下の参考は、選択的ガウスぼかしは「ぼかし半径3.00, 最大Δ40」、アンシャープマスクは「半径50.0、量0.30、しきい値10」としたもの)。

[参考画像:補正前]
mattfinish_before

[参考画像:補正後]
mattfinish_after

(上の参考画像は、手元にあった古い写真を電子化したときのものである。本当は赤ちゃんの他にも色々親族が写っていたのだが、勝手にネット上にアップするのが憚られたので・・・ 自分(赤ちゃん)ならいいかと一部を拡大したもの。そのため、粗い画像になってしまった。)

簡単な使い方(2)

 
GIMPは画像処理のソフトであるが、簡単な描画もできるので、このブログのプロフィール画像を描いたときのメモ。
 
1. 「ファイル」→「新しい画像」から「幅250、高さ250」として新規作成。
2. 「ウィンドウ」→「レイヤー – ブラシ」をクリックして表示。
3. 「レイヤー – ブラシ」ウィンドウ上で右クリックして「新しいレイヤーの追加」。
4. このレイヤー上で、ツールボックス(「ウィンドウ」→「ツールボックス」)から[楕円選択]をクリックして、適当に楕円形に選択する。
5. ツールボックスの[塗りつぶし]から、適当な色で塗りつぶし。
6. 「レイヤー – ブラシ」ウィンドウの上部にある「透明部分を保護」をクリック。
7. 「編集」→「選択範囲の境界線を描画」で楕円を描く。
8. 3.~7.までを繰り返して、手、足などの各パーツの楕円を作成し、重ね合わせると完成。

profile

先月、プロフィールに何かしら画像を載せようと思っていくつか絵を描いてみたのだが、絵心が皆無であることを再確認できたところで、結局楕円形を組み合わせただけの簡単なキャラクターにした。上の絵は、せっかくなので背景やライトを当てて遊んでみただけである。
 
(GIMPで遊んでいると、ペンタブレットとかあると便利だなぁ、と思ってしまう(楽天市場での「ペンタブレット」の検索結果)。値段も様々(10,000~30,000円?)なので、安いものなら買っても怒られないかなぁ、なんて考えながら、すぐクリックしたくなる衝動を抑えてもう少し色々調べてみたい。)

 
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画面のキャプチャーについて

任意の範囲でのキャプチャーと「Snipping Tool」について

 
これまで、資料の作成などで画面キャプチャーを使うときには、「すくりん」というフリーソフトを使っていた(Vectorの「すくりん」の紹介ページ)。
 
昔から愛用していたので古いソフトなのだが、Windows7でも使える。ただし、職場のPCにはセキュリティの問題でインストールができないので、どうしてもキャプチャー画像を使いときには、「スクリーンショット」を張り付けてトリミングして使っていた。しかし、これではあまり使い勝手が良くないので、ふと思い立ってインストール不要の「すくりん」のようなソフトがないか探してみたところ、「Snipping Tool」というのがあることを「最近」知った。しかも、どこからダウンロードするのかと探してみると、Vista以降のWindowsには標準で「アクセサリ」の中に「Snipping Tool」が入っていたらしい。正直、なぜ今まで知らなかったのかと少しショックだった。。。
 
職場のPCもWindows7なので、当然、標準ツールであるこの「Snipping Tool」も入っており、新たにソフトを探す必要は全くなかったのだ。
 
特にメモするほどのことではないのだが、思いがけないところに希望するツールがあったことが嬉しかったことと、今までどうして誰も教えてくれなかったのだろう・・・ というなんともいえない気持ちを抑えられず、ついこのページを立ち上げてしまった。

 
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